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Jan 13,2017

SONY Walkman

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銀座ソニービルで開催中の「It's a SONY展」に行ってきました。
4つに分かれたフロアには、宮内庁からの依頼を受けて制作した「天皇陛下のインターホン」や、日本初のトランジスタラジオ「TR55」など、貴重な製品が数多く展示されています。ラジカセが博物館やリサイクルショップではなく、キラキラ輝く銀座の真ん中で見られるということに感動は倍増します。もちろんお目当ては、カセットテープとウォークマン。


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触って動かすことはできませんでしたが(触りたかった!)、撮影が自由なのはうれしいです。

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展示品は歴代開発者やOBたちが、大切に保管していた私物なのだそう。(愛着が伝わります)


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僕が吸い寄せられたのは、やっぱりカセットテープのコーナー。ソニーのカセットはマクセルやTDKに比べると、どこまでもポップなのが最大の魅力です。展示品にはアンディ・ウォーホルが描いたウォークマンのポップアートがあり「なるほど!」と思いました。

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1979年に発売された初期のウォークマン。メタリックブリ―の存在感は抜群です。
ヘッドホンのイヤーパッドもかなりいい味。(再発してくれないかなぁ・・・)


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窓からテープの残量が見えるタイプが、僕は好きです。
色のバリエーションが豊富なのも、当時はまだまだ斬新でした。

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このあたりになるとオートリバースやラジオ付きなど、さまざまな進化形が登場します。
中学生の時に持っていた「WM-40」というタイプは(ここにはありませんでした)、伸縮ボディとカセットと同じ形状のチューナーパックでラジオが受信できるのが特徴で、布団の中にもぐって(親には寝たと思わせて)、夜中までずっとヘッドホンで音楽を聴いていました。


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キュン!としたのはCMのコーナー。80年代に『SONY MUSIC TV』という金曜深夜にミュージックビデオを2時間近く流し続けた番組を、こたつで眠い目をこすりながらビデオに録画した記憶が蘇ります。

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着々と進む納戸とアトリエの整理で、あちこちで買い集めた新品のカセットテープがたくさん出てきました。入れたい音源もかなり増えてきたので、週末は久しぶりにカセットテープを作ってみようと思います。→ BLOG「星野源のカセットテープ」


A面の1曲目は、若き星野源のギターとマリンバがさく裂する「Emerald Music」にしようかな。
それでは、寒さなんか吹き飛ばしちゃうホットで熱い週末を!


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Author : Takahiro Koike