打ち合わせや取材の帰りに、よく文具店に立ち寄ります。先日、ずっと気になっていた小さな文具店に初めて訪れると、日本製のガラスペンを見つけました。
ステッカーの色や書体に風情があります。ガラスペンといえば、美しい装飾で高価なものばかりだと思っていましたが、このガラスペンはシンプルな竹軸。(見ためは書道の細筆に近い印象です)しかもひとつはデッドストックなのだそう。お店の方にお願いして試し書きをさせてもらうと、何とも気持ちの良い線が書けるではありませんか!
ペン先がガラス製なので、常に同じ太さの線を書くことができます。温かな色や形も気に入りました。現在は職人さんが少なく、入荷待ちになることもあるそう。新しい文具を見つけると俄然うれしくなりますよね。お店の方にお話を聞いているうちに、どうしても手に入れたくなりました。
今日は雑誌の仕事で文具店を4軒取材します。店主の方のマニアックなお話や、まだ見たことのない文具との出会いにワクワクします。きっと取材が終わる夕方には、のどもカラカラになっていることでしょう。(晩酌が楽しみです)しっかりと取材して、お店の方に喜んでいただける原稿を書こうと思っています。そして僕のイラストにも、新しいタッチの線が加わります。それではトキメキの週末を!
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