1冊の本ができあがるのにおおよそ1年弱、早くても半年ほどかかります。企画を通し、原稿の執筆、イラストの制作、デザインや装丁、表紙や帯、写真、書体、紙の種類などをスタッフ全員で確認し合い、何度も読み返してチェックをし、ひとつひとつの作業を積み重ねて本にしていきます。
『心地よさのありか』には、33編の文章に33点の挿絵が添えられています。日々更新するこのTable Talkのブログや、2014年秋に出版した『sketch1・2』とはまたひと味違う、さらに広がりのある内容に仕上がっています。
庭には紅色の梅が咲き始めます。例年以上に丸々とした大きなつぼみを、枝いっぱいにつけてくれました。新刊の発売まで、あと2週間と少しです。 → 『心地よさのありか』
●出版記念イベントは、3月に都内2カ所の書店で行います。(早々と申込みをしてくださった方、本当にありがとうございます!)この本で僕らが目指したものについて、余すところなく語り合うつもりです。B&Bのある下北沢には、僕が料理人として働いていたカフェがありました。荻窪にあるTitleの店主 辻山さんは、僕の地元名古屋のリブロで店長を務め「ブックマークナゴヤ」の立役者でもありました。さまざまな縁とつながりが、日々を確実におもしろくしてくれます。