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May 24,2017

服の染め直し

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ずっと興味をもっていたことに、先週はじめて挑戦してみました。
褪色が気になってきた、でもとても気に入っていて
できればまだ着続けたい服を、自分で染め直してみたのです。
使用方法を見ながら、深めのバケツやゴム手袋などの道具をつかって取りかかってみると
時間と手間はそれなりにかかるものの、それほど難しいこともなく、
心身に余裕さえあればけっこう好きかも、と思える作業でした。

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シャツを何枚か染めてみると、とてもきれいに染め上がって感激!
こんなに簡単でおもしろいならいろいろ染め直してみようと、すぐに染め粉を追加オーダー。
夫からも染め直し注文が何着か入り、これからしばらくハマりそうな予感です。

『心地よさのありか』の「四十代のクロゼット」というエッセイにも書きましたが
二十代や三十代のころにくらべて、服との向き合い方がずいぶん変わりました。
昔はとにかく新しい服を次々に着たかったけれど
いまは似合う(と自分で思える)服を着たい。
買ってから年月が経つのに、しみじみと「これが本当に好き」と思える服が
クロゼットの大半を占めているので、
同じモデルがまだ作り続けられていればそれを買い足すこともあるし
もう廃番と聞けば、いまある一着を大切にしていこうと思う。
今後また変わるかもしれませんが、とにかくいまはそれがわたしのおしゃれのスタンス。

だから生地はまだきれいなのに色だけ抜けてしまったという服を染め直すことで
また付き合える期間がのびるのは、とてもうれしいことなのです。
早くいろいろ落ち着いて、一日じゅう時間を気にせず
ひたすら染めの作業に没頭できたら楽しいだろうなぁ......なんて
すぐに届いた追加発注分の染め粉の袋を前に思うのでした。
いや、もちろん入稿が終わっても、そんな優雅な日はそうそうないということは
よくわかっているんですけどね(笑)。

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Author : Nao Ogawa