春ごろからずっと行きたいと思っていた新しい本屋さんに、ようやく行ってきました。
田原町から数分、浅草からも徒歩圏内の新刊書店〈Readin' Writin'〉です。
店主の落合 博さんは、元新聞記者という経歴の持ち主。
昨年、お取り扱い書店さんで『sketch』を購入しました、というメールを直接くださり、
そこに「書店をオープンする準備をしています」と書いてあったので
どんな方がどんな本屋さんをつくるのだろうと、とても興味がありました。
『OZ magazine』の「本の町さんぽ」で大きく特集されているのを見て「あっ!」と思い、
先日やっとお店を訪れ、対面を果たすことができたのです。
材木店の倉庫だったという建物をリノベーションした店内は開放感のある吹き抜け構造で、
本棚と向き合いながら、落ち着いてゆったり過ごせる居心地のいい空間です。
ロフトの壁面には絵本がずらり。ここはなんと畳敷きになっていて、
小さな子どもやそのお母さんもリラックスして過ごせる部屋になっています。
娘はしばらくここから降りてこなくて、しかもちゃんと欲しい本を見つけていました。
『心地よさのありか』を本棚に発見しました。
大好きな須賀敦子さん関連の本と並べて置いてくださっているのがうれしかった!
わたしたちにとってはご近所感覚の東東京エリアにお気に入りの書店がまた一軒できました。
これからイベントやワークショップなども行なっていくとのことで、楽しみです!
ちなみに、すぐ隣りは、有名なケーキ屋さん〈レモンパイ〉です。
落合さんに「レモンパイはもちろんチョコレートケーキもおいしいですよ」とすすめていただき、
帰りに寄って、しっかりいただいてきました。お店を出て、娘がふと振り返って
「このケーキ屋さん、『ちいさいおうち』みたい」(→ BLOG )とつぶやいていました。
たしかに、なんだか似てる!