2017年夏休み、シアトルへの家族旅行日記を今日からスタートします!
今回の旅日記は、基本的には時間軸に添いながらも、
「ささやかだけれど忘れたくないこと」の記録も優先したいため
7泊9日間の日数に対し、旅日記の更新は10日分以上に及ぶかと思います。
9月以内の完結を目標にしつつ、合間には旅以外のブログもはさみながら
ゆるやかに綴っていきたいと思います。
さて、今日は往路の出発/アメリカ到着日の記録。
往路はユナイテッド航空で、成田発→サンフランシスコ経由→シアトル着というルート。
乗り換え地のサンフランシスコといえば、新婚旅行で訪れたほど、わたしも夫も大好きな街。
なのに今回は空港を通過するだけ......と残念に思っていたのですが
2014年にリニューアルしたという第三ターミナルのスタイリッシュ空間にびっくり!
成田からサンフランシスコまでの9時間半、窮屈な機内のシートでこわばった体を
惜しげもなく置かれたエッグチェアやスワンチェアたちがやさしく癒してくれます。
実は入国のセキュリティチェックが大混雑で予定の便に乗れなくなってしまい、
1時間後の便に変更というハプニングがあったのですが
この開放感があって採光も美しいターミナルでゆっくり過ごせたので逆にラッキーでした。
しかしこのとき、日本時間では明け方の4時頃。
コーヒーを飲んでも猛烈な睡魔が体を襲います。
娘だけが元気!この後、旅のあいだも帰ってきてからも、
まったく体調を崩さない体力には脱帽です。
約2時間半のフライトを経てシアトルに到着したのは現地の午後4時半。
空港から市街中心部までのアクセスは
サウンドトランジット・セントラル・リンク・ライトレイル(長い......)という列車で。
10分間隔で運行していて所要時間は約40分。
運賃も片道大人3ドル、子ども1.5ドルと格安!車内も空いていて快適な移動でした。
今回の旅では、新刊『こころに残る 家族の旅』を旅に持っていくことで
実際どんな効果や影響があるのか自らたしかめたいと考えていたので
ちょこちょこ開いて読んでいたら、
途中から娘が興味を持って自分で読み始めてくれました。
冒頭の「旅人格」というエッセイでいきなりウケてくれて、ちょっとうれしかったり。
......そうこうするうちにダウンタウンの中心駅Westlake Centerに到着。
そこからホテルまでは直進1キロ弱の距離だったので、歩いちゃおうぜ!となりましたが
けっこう急な上り坂で、スーツケースを引きながらはなかなかキツかった......
それでもなんとか前半4日間の宿に到着!
立地のよさとキッチンつきという条件で決めた
Homewood suites by Hilton Seattle Convention Center というホテル。
チェックインして荷解きしたら、もう夜7時。ホテルの斜向かいにある
「STARBUCKS RESERVE ROASTERY & TASTING ROOM」のなかに
おいしいピザ屋さんもあると聞いていたので、事前からそこに狙いを定めていたのですが
行ってみると、そのピザ店は少し前にクローズしてしまったとのこと! がーん......
しかし、ここは周辺おしゃれでおいしそうなレストランだらけの人気エリア。
外食をハズしたくないという気合いにおいては家族一の夫が嗅覚をはたらかせ、
「mamnoon」という中東料理レストランに入ってみました。結果は、アタリ!
日本ではあまり縁がない、ちょっとスノッブな雰囲気のお店かと思いきや
サービスは気さくで気どりがなく、リラックスして気持ちよく食事ができました。
料理を待ちながらお絵かきをしていた娘にホールの男性が
「キミはアーティストになれそうだな。ぼくにもなにか描いて!サインと日付もね!」と
声をかけてきてくれて、
娘がスターバックスの海の女神の絵を描いて渡す(笑)という微笑ましい一幕も
(しかしさすがに疲れが感じられるのと、いきなり放り込まれた英語の嵐に
顔がこわばり気味の娘)。
このレストラン、料理の味とともに盛りつけが洗練されていてとってもきれい。
このフムスやペーストの盛り合わせもおいしかったなぁ......
娘はこのなかで比較的マイルドな味のものをピタパンにつけて食べて満足そうでした。
わたしたちはビールとワインを1杯ずついただいて、旅のスタートを乾杯。
わりとあっさり済ませたつもりが、支払いは今回の旅の外食のなかではいちばん高くて
やはりそれなりに高級レストランだったことがわかりました(苦笑)。
帰り道は、美しくライトアップされたスターバックスロースタリーを眺めながら坂を少し下り......
ホテルの隣にあるコンビニでミネラルウォーターのビッグボトルを買い込み、
部屋に戻って23時就寝。で、1日目は終了!
......ひとまずこんな感じで、この後も旅の記録をしていこうかと思います。
気長にお付き合いくださいね。