夏ごろに存在を知って、ずっと行きたいと思っていたお店にようやく行ってきました。
東京・日暮里にちょうど1年ほど前にオープンした本屋さん、その名も『パン屋の本屋』。
名前の通り、ここはパン屋さんと本屋さんが中庭を囲むコの字型でつながっているお店。
わたしたちはお昼時に訪れ、パン屋さんで腹ごしらえをしてから......
いざ!本屋さんの方へ。
まずは、店長の近藤裕子さんにご挨拶。実は夏にお店のブログで
『こころに残る 家族の旅』のご紹介をしてくださっていたのです(→ 記事 )
お店に入って右半分のスペースには、児童書や、子どもについての本が中心にまとめられていて、
左半分のスペースに、その他のジャンルの書籍と雑誌がバランスよくセレクトされています。
気取らないセレクトが個人的に好きな感じで、期待していた以上に素敵な本屋さんでした。
「あ、そうそう、これ読みたかった!」という本が次々に目に飛び込んでくる本棚なのです。
またお店の広さ(こぢんまり具合)が、これまたちょうどいい。
背表紙を隅々までじっくり眺めながら、店内を何周もできるくらいの規模の本屋さんって、
純粋に本選びの時間が楽しいなぁと実感しました。
わたしは年末年始に読みたい本や雑誌を数冊、娘と夫もそれぞれ気に入りを見つけていました。
店長さんとの本や本屋さんについてのおしゃべりも楽しくて、また近日中の再訪を誓った次第。
そしてパン屋さんも含めてこの建物の素敵さがわたしたちの胸をさらに躍らせてくれたのですが
後から知ったところ、設計は谷尻誠さん主宰のSUPPOSE DESIGIN OFFICEとのこと。
木をふんだんに使いながらも心地よいシャープさもあり、
パン屋さんと本屋さんを行き来しながら子どもものびのび過ごせて、本当によい建物です。
「本とコーヒー」はよくセットで語られるし、わたしも大好きですが
「本とパン」のセットも同じくらい好きな組み合わせかも(お店にはパンの本も充実)!
日暮里駅からのんびり歩いて7、8分。
近所の方以外はわざわざいくかたちになる本屋さんかもしれませんが
週末の午後をのんびりここで過ごすつもりで訪れたら、きっといい時間が過ごせますよ。
おすすめです!
→〈ひぐらしガーデン〉*パン屋さんと本屋さんを含めたこの施設の名前です。