こんなに清々しい気持ちで自分の仕事机を眺められるのは、いったいいつぶりでしょう。
娘が小学校に上がってからというもの、長い机の右半分の娘のスペースの散らかりぶりに
毎日ため息をついたり、イライラしたり。その気分に引っ張られるように
自分のスペースまで乱雑になってしまっていて、
家のなかでも、この机まわりは常にモヤモヤと憂鬱な場所でした
(その話は『心地よさのありか』の「片付かない机」というエッセイに書きました)。
今月から年末の片付けモードに火がつき、今日は下駄箱の中、今日は洗面所の引き出し、と
少しずつ整理をしているのですが、先日、打ち合わせで東京に出たときに
無印良品有楽町をぐるぐるしていて、デスク用品のコーナーで、ふと気づいたのです。
「そうか、もう小学生なんだから、引き出しが必要だったんだ」と。
ちょうどわたしと娘の共有する長机の下におさまるサイズの引き出しが無印良品で見つかり、
昨日届きました。机の上にあった教科書にノートにドリル、
筆記用具から山ほどのメモ帳までぜーんぶ引き出しにおさまり、
机の上はすっきりと、辞書と時計と読みかけの本のみ!
あぁ......感無量とはこのこと。広々とひろがるこの机に頬ずりしたい気分。
学校から帰ってきた娘はもちろん狂喜乱舞。ですが、明日は終業式、明後日から冬休み。
はたしてこの状態をいかにキープするか、いや、できるのか?と
「Before」写真を撮っておきました。
お片付けの本などでは普通、散らかった状態が「Before」、片付いた状態が「After」ですが、
休み中に娘が散らかしはじめたら「ほら、この状態に戻すのよ!」と見せるために
もっとも片付いている状態を「Before」として記録しておくことにしました。
さぁ、はたしてどうなる? 小学三年生の冬休み。