May 23,2018

『子どもに食べさせたいすこやかごはん』

180523nao002.jpg

今日は最近お気に入りの素晴らしい料理本を紹介したいと思います。
『子どもに食べさせたいすこやかごはん』(おかあさんの輪・著/暮しの手帖社)。

180523nao001.jpg

アレルギー体質の子どもを持つお母さんたちが集まって、できるだけ薬に頼らず、
毎日の食生活で体質改善ができないかと知恵を出し合って生まれたレシピの数々。

アレルギーが今ほど多くなかった時代の食事に健康のヒントがあるのではないか、との考えから
メニューは穀物と野菜中心の、昔から日本の食卓にのぼってきた和食がベースです。
そういうごはんこそ今はかえって手がかかるようなイメージもありますが、
この本のレシピはとてもシンプルで、食材も身近なものばかり。
そして、こんなに簡単なのに?とびっくりするくらい、日本人のDNAが呼び覚まされるような
しみじみとおいしい和食ができあがります。

180523nao005.jpg

この本いいわぁ、とデスク脇に置いて仕事の合間にパラパラ見ていたら、
いつの間にか娘がベタベタと付箋をはりめぐらしていました。
「子どもに食べさせたい」というタイトルに思わず手がのびたのかもしれませんね。
どれどれとめくってみると、「じゃがいものポタージュ」。たしかにこれは大好物。

180523nao006.jpg

「かぼちゃの煮付け」、ほかにも「大豆とひじきの煮もの」「お豆ごはん」
「さつまいもごはん」「トマトスープ」「すいとん汁」「いかと里芋の煮ころがし」
などなどなど......

180523nao003.jpg

いろいろつくっているなかで今わたしがとってもハマり中なのが、
お麩のメニュー。この「車麩の甘辛」も簡単なのにすごくおいしい!
フレンチトーストにも通ずるお麩の食感は娘にも大好評で
いつも行く市場の自然食品店で車麩を買うようにして
家のストックを切らさないようにしようと決意しました。

180523nao004.jpg

肉のかわりにお麩を入れた「お麩じゃが」も家族の高評価をもらいました。
メルボルンではヴェジタリアンやヴィーガンメニューを食べる機会も多かったところ
すごく体調がよくて体が軽かったので(また重くなりつつありますが......)、
そういう点でもこの本は、子どものためというだけでなく
わたしの体にもタイミング的にとても合っているようです。

180523nao007.jpg

あとがきと帯にコメントが載っている小児科医の先生の理論にもびっくり。
なぜわたしたちの体には和食がいいのか、それを「歯のしくみ」から検証していて
もう目から鱗です。

さんざん言い尽くされていることではありますが、やっぱり食はすべての基本。
よいサイクルもそうでないサイクルも、もとをたどって行くと
ほとんどは食に行き着くのではないか、ということを自分の体調を含めて感じます。
そうした基本を思い出させてくれる良書に出会えてよかった。
アレルギーのお子さんを持つお母さんだけでなく
忙しい日々を送る大人にもおすすめです。

→『子どもに食べさせたいすこやかごはん』

  • Facebook
Author : Nao Ogawa