Nov 07,2018

『ぼく、アーサー』

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先週、一冊の新しい絵本と出会いました。
『ぼく、アーサー』というある盲導犬の一生を描いたお話で、この本を届けてくれたのは
『こころに残る 家族の旅』(京阪神エルマガジン社)でお世話になった広瀬薫さん。
広瀬さんは同社で販売業務を担当されており、
各地で行った書店イベント(→ BLOG)を通じて密に関わらせていただき、
その上品で優しいお人柄にわたしも夫も大ファンになってしまった方です
(ちなみに広瀬さんが送ってくださるお手紙はいつも
美しい文字がきちんと並んだ、思わずため息が出るほど素敵なもので、
今回の絵本にも「先日書店で『メルボルン案内』を買っていく女性を見かけて
うれしくなりました」といったうれしい報告のカードが添えられていました)。

そんな憧れの広瀬さん、『ぼく、アーサー』では編集をご担当されています。
なんと制作に4年という長い年月を費やしたとのことで、それは別にしても
知られる機会の少ない盲導犬の人生がどのようなものなのかを
やさしい文章と絵で伝えてくれる、とてもあたたかな絵本でした。
広瀬さんは「みちるちゃんと一緒に読んでくださいね」と書いてくださっていたけれど
わたし→娘→夫と順番に読んでから、後で「いいお話だったねぇ」と感動を分かち合いました。

わたしは昨年度で小学校での読み聞かせは卒業させてもらったのですが
中・高学年の教室で読み聞かせをするのにもぴったりかと思います。
学年が上がるにつれて絵本選びって難しくなってきますから、
そうした絵本を探している方にもぜひおすすめです。
もちろん文字や言葉はやさしいので、もう少し小さい年令からでも理解できるはず。
堀川理万子さんの絵もかわいらしさと力強さがあってとても素敵です。

『ぼく、アーサー』(井上こみち・文 堀川理万子・絵/アリス館)

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Author : Nao Ogawa