Nov 14,2018

『人生はどこでもドア』

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稲垣えみ子さんの新著『人生はどこでもドア 〜リヨンの14日間〜』を読みました。
アフロヘアがトレードマークの元朝日新聞記者・稲垣さんは自称「旅下手」で、
でもせっかく会社員を辞めてフリーになったのだからと
一念発起してフランスのリヨンへ飛び立ち、短期の外国ひとり暮らしに挑戦。
そのオロオロしたり落ち込んだり、たくましく立ち直ったりして奮闘する毎日の
悲喜こもごもをユーモアたっぷりに記録した日記です。

初めてエアビーアンドビーを利用し、観光客もアジア人もまばらな住宅街のアパルトマンで
普段通りの生活(早起き→ヨガ→自炊→カフェで仕事&冷蔵庫と洗濯機不使用)を実践するという
思いついた当初は楽しげ(難易度もそう高くなさそう)な計画でしたが、
いざやってみると小さなことから大きなことまでなかなかうまくいかない(それこそが旅)。
旅だからこそぶち当たる壁、そして旅だからこそ気づけた自分の弱点、
言葉が通じないことで自分の持ち味が発揮できないもどかしさや苛立ち。
それらひとつひとつに真面目に向き合い、改善策をひねり出して、
健気にポジティブに乗り越えていく姿はまさに清々しいの一言です。

わたしも子育てがひと段落してもっと自由に時間を使えるようになったら
いつか外国に「暮らす」という体験をしてみたいという憧れがあるので
この本はそのときにまた読み返したいと思い、大切に本棚に収めました。

『人生はどこでもドア 〜リヨンの14日間〜』(稲垣えみ子/東洋経済新報社)

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Author : Nao Ogawa