連載5年目を迎えた（めでたい！）「思い出の味」は、世界的なギタリストのマーティ・フリードマンさんです。

80年代後半のメタルバンド「カコフォニー」や、90年代に「メガデス」で大活躍したマーティさん。42歳の時に日本へ移住を決意します。その理由はJ-POPのメロディーや演歌のこぶしがあまりにも好きだから。石川さゆりさんやDA PUMPなどとも積極的にコラボレーションし、日本遺産大使も務めます。やさしくフレンドリーな日本語で、初来日時代のエピソードを感動的に語っていただきました。お菓子と辛いもの好きなマーティさんですが、新作CDが海外からインタビュー当日までにぎりぎり届かなかったことをお伝えすると、

「じゃあ、このピックあげますよ！」と、満面の笑顔でオリジナルピックをプレゼントしていただきました。（うれしかったなぁ）年末の紅白が大好きで、1月末から27か所に及ぶアメリカツアーへ旅立ちます。

小沼純一さんの連載「おいしい時間の流れる場所は...」では、京橋にある焼き鳥店「伊勢廣」のイラストを描きました。（小津安二郎が通ったことでも知られる、大正10年創業の名店です）お店の方はもちろん、建物の雰囲気も味も格別で素晴らしい店でした。

今号から表紙に「思い出の味」が小さく掲載されることに。（わーい！）年末のパーティーや正月料理が盛りだくさんの『栄養と料理』1月号は、現在発売中です。