母娘っていちばん距離が近い存在のせいか、楽しいことをいっしょにやるならともかく
お互いにとって憂鬱なこと(遊び以外でやらなくてはいけないこと)に取り組むとなると、
どうしたってニコニコほがらかに、とはいかないものです。
それが受験勉強、しかも子どもは反抗期となれば、すぐピリピリ、ギスギスしてしまう......
というわけで、夏休みは数日間みーちゃん(わたしの母)宅で娘のお泊まりをお願いしたのですが
やはり娘の勉強態度(集中力がない、早く終わらせようと適当にやる、
間違えたりわからなかったりするとすぐ投げやりになる)が目に余ったらしく
人材育成においては現役時代にバリバリのキャリアを築いたみーちゃんが
紙に教訓を書きながら、じっくりと娘にその意味を伝えてくれたようです。
みーちゃんに「この紙を机のところに貼っておきなさい」と言われたらしく
その後も会ったり、電話で話したりするたびに、「ちゃんと目に見えるところに貼ってる?」と
確認されているなぁと思っていたら、単純というか、少し極端なところもある娘は
筆箱に書き写していました(苦笑)。
うーん、たしかにいつでもいやでも目に入ってきますが、
果たしてこの言葉の教えがちゃんと心に届いているのかは甚だ疑問。
来月の誕生日に新しい筆箱に買い換える約束(だからやったのかも)だけど、
この思い出の筆箱はしばらく取っておこうかなって思います。
ちなみに「智者は先人(歴史)に学び、愚者は経験に学ぶ」というのは
ドイツのビスマルクによる格言だそうです。
わたしはこの教えをみーちゃんから受けたかどうか、記憶が曖昧。
というかたぶん反抗期で、親の言うことなんて右から左へ、だったのかもしれません。