火曜日のブログで『sketch』のお値下げをおしらせして（→ BLOG ）以来、
予想以上にたくさんの方々からご購入申し込みのメールが届いて
びっくりして、あたふたして、でも一番には、お返事や発送の作業をしながら
ものすごくパワーをもらっている自分がいます。
このブログやnoteの投稿を楽しみにしてくださっていること、
ご自分の日常のなかでわたしたちのブログがどんな位置づけとなっているかということ、
また新刊『直しながら住む家』が届いたばかりだと書き添えてくださっている方もいて、
あらためて、わたしは本当に素敵な読者の方々に恵まれているのだということを
かみしめずにはいられません。
『sketch』発売当初から、これまでにご購入くださった方々全員にお礼をお伝えさせてください。
本当に、ありがとうございます。
先日のブログやインスタグラムでも書きましたが
『sketch』の在庫の完売を目指しながらも、なかなかお値下げには踏み切れず、
このままでは本が劣化していずれ廃棄、ということも頭のどこかに浮かんでいたかもしれません。
そこへ、誰も予測していなかった「とにかく家にいるしかない」という、今のこの事態。
このタイミングで、『sketch』の存在をもう一度みなさんにおしらせしたことで
興味はあったもののまだ買っていなかった、という方や
今は時間があるので読みたいです、という方にこの作品集をお届けするのは、
わたしたちが今すぐできる、最も手軽で有意義なことだったように思います。
「まだ在庫はありますか？」と聞いてきてくださる方が多いですが、
900部という数はそんなに早くはなくなりません（笑）。在庫、まだまだありますので
引き続きご購入お申し込みのメールお待ちしております！→『sketch』
＊ご住所には郵便番号を書き添えていただけると作業的にとても助かります。
このたびのWEB販売価格変更にともない、
『sketch』をお取り扱いいただいている書店さんにそのおしらせをお送りしていたら
３年前に『心地のよさのありか』のイベントをさせていただいた「Title」の店主の辻山さんが
「ちょうど先ほど『直しながら住む家』が店に届いたので」とTwitterで紹介してくださいました。
営業自粛を余儀なくされている書店さんも、WEBSHOPやセレクト便などで
「今できること」を考え、葛藤されながらも実行に移されています。
辻山さんがメールに「こんなときだからこそ、ことばと本を届けたいと思っています」と
書いていらして、その一文に、なんだか最近ブログをどんなテンションで、
何を書いたらいいのかと悩んでいた自分に喝を入れてもらったような気持ちになりました。
庭では、今年もハナミズキがいっぱい花を咲かせてくれています。
こうして周りから元気や刺激をもらってばかりのわたしですが、
こんなとき、どんなかたちで何ができるのか、やるべきなのか、
よくよく考えて、実行したいと思います。
みなさま、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
