blurのドキュメンタリー映画＆LIVE映像をおさめた「No Distance Left To Run」のDVDを見ながら、
フロントマンのDamon Albarnの素晴らしさについて夫と話しました。

blurについては以前のブログにも書いたように、20代の頃より今のほうが好きな気がして、
それは、美少年で年をとるのが難しいかのように見えたDamonが
今とても自然でいい具合の枯れ方をしてきたからかも。
どんなに人気者になってもそこに安住せず、常に新しいことに挑戦しようとする向上心があって
そんな努力が40代になった今、
シワが出てきた彼の顔や少し厚みを増してきた体に表れてきている気がします。

下の写真のような華奢な時代のDamonも大好きだった私は
「普通こんなにルックスが良かったら努力しないものなのにね！」と
DVDを見て興奮しながら同じことを何度も言い、隣りの夫を苦笑させていました。

ライブ映像では、二十歳の頃のヒット曲を懐メロにせず、どこまでも真剣に演奏する姿に胸を打たれます。
もう大人だからとヘンな余裕をかまさないで、練習や勉強を重ねて、体も作って本番に挑む。
そうそう、こうでなくちゃね！
1968年生まれの偉大なる同世代、Damonに大切なことを教えてもらった気がします。

最新曲『Under The Westway』もいい！　"いい具合の枯れ方"を感じてもらえると思います。↓