庭のつくばい裏のコーナーで、セリンセ・マヨールと並んで
今イキイキと存在感を放っているのが、青い花をつけたサルビアです。
これはもともと前の住人が植えていた植物で
純和風の庭にサルビア、というのが引っ越してきた年はちょっと意外な気がしたものの
少しずつ新しい植物を植えてだんだん和洋の垣根が曖昧になってきた今の庭には
ちょうど合っている気がして気に入っています。
昨年、適当に選定してしまったために今年は紫陽花の咲きが少なく、ちょっとさみしい。
紫陽花もブルーで、どうやらこの家を建てて35年住んでいた老夫婦は青い花が好きだった様子。
私たちは彼ら本人に会ったことはありませんが、こうして庭を引き継ぐと
花たちを通じて以前の住人の足跡をたどるような、静かな楽しみがあります。