青いサルビアの生長が止まらず、あれよあれよという間に
隣りに植えてあるブルーベリーを覆ってしまったので、昨日の朝、株を短く切り戻しました。
花も葉もピン！と鮮やかできれいなので、ガラスの花瓶にドサッと生けて玄関へ。
すると、私の仕事部屋からふと見える眺めが、サルビア越しに玄関の格子戸、
その向こうに庭が見える格好となり、なんだか風情があるのです。

縁側の軒先では、春先に我が家にやってきたヒメシャラの鉢が慎ましやかに白い花を咲かせはじめました。
その奥で大ぶりの葉っぱをしだれさせている梅の木との対比が、ひそかに気に入っています。

現在、自分の著書と並行してもう一冊、秋刊行となる書籍の編集をしているのですが
その仕事で憧れの年上の女性たちに話を聞く機会が続いています。
先日も著名な女性園芸家に会いに行き、伺った話がなんと面白いこと！

中でも印象的だったのが
「常に庭と家をつなげることを意識するとガーデニングは洗練される」。
窓辺や、窓のすぐ外にグリーンを置くと
室内からそれを見るたびに外の緑が目に入ってきて眺めに奥行きが出るし
外から見ても、緑越しに家や室内へとフォーカスしていくことで
よりニュアンスのある風景になるのだそう。
この2枚の写真では説得力に欠けるかもしれませんが
これから私は意識的に「窓辺に花や緑を置くこと」を心がけようと思っています。