この冬はじめての、家で食べるおでんです。
作ったのは二度目で、お正月に名古屋に帰省した際に義父母とおばあちゃんに振る舞ったのが最初でした。

おでんにはちょっとこだわりがあり、必ず手羽や鶏ガラを水から煮てスープを取り、
そこにしょうゆ、酒、塩で味つけをして、シンプルかつ旨味のあるおでんだしを作ります。
このおでんだしが美味しくできさえすれば、あとは卵や大根、こんにゃくや練り物を
火の通り方だけ気をつけて順番に入れていけばよく、日が経つごとに美味しさも増していくのですから
おでんってなんて優れた冬料理なのでしょう。そんなわけで
忙しい週のはじめに作り、その後数日間、だしと具を足しては煮込みながら
昼に夜にと食べ続けるのが通例となっています。
ちなみに薬味は辛子ではなく、柚子胡椒で食べるのが我が家の定番です。