同じことをやっても、前より上手になっている。
同じものを手にしても、その扱い方が前とは違う。
こどもの積み木遊びは、つい見落としてしまいがちな成長や進歩のあとを
ある日はっきりとかたちにして見せてくれるもののひとつです。
ストレッチポールを立たせた上に、赤ちゃん時代からずっと使っているおもちゃ、
ユニセフの「でてくるボックス」を積み重ねてこんなに高いタワーを作ってしまった娘。
しかもそれを、ちょっと離れた場所からオペラグラスで眺めるという一連の遊び方を見ながら、
私は大笑いしつつ、なんだか胸がきゅっとなるのでした。