大健闘の開花期を終えたライラックの足もとに
そっと隠れるように咲いている今年最初の紫陽花を見つけました。
我が家の庭の紫陽花、今年はかなり期待できそうで毎日ワクワクしています。

早いもので5月も下旬。
また梅雨がやってきますが、大好きな紫陽花が庭に咲き誇るなら
憂鬱なばかりでもないかもしれません。
今は嬉しいことに文章を書くのにはいいテンションで、
秋の作品集に向けてエッセイの執筆に取りかかりはじめました。

ところで最近、『家がおしえてくれること』の翻訳版が出版された韓国から
たて続けに心のこもったメールが届きました。いずれの方も日本語で！
一生懸命書いてくださった様子とまっすぐな思いが伝わってきて、感動で胸が熱くなりました。
「"家と人"というテーマで書かれた本は韓国にこれまでなかった。
この本はいろんなことを考えるきっかけを与えてくれました」という言葉もありました。

また『家がおしえてくれること』で私たちに興味を持って下さった方から
最初の作品『Table Talk』についての問い合わせを今でも多数いただき、
とても嬉しいのと同時に、現段階では再発の予定はなく、
ご希望に添えないことを申し訳なく思っています。
そんな方々の思いに応えるためにも、新しく、さらに進化した作品を出し続けなくては。
次の作品は『Table Talk』より、また『家がおしえてくれること』よりもいい！と
みなさんに思ってもらえるようなものにしようと、二人で静かに意気込んでいます。