先週は私の誕生日でした。毎年夫が気合いを入れて夜にお祝いをしてくれますが
今年は「この日時でないと」というピンポイントの予定が私に入ってしまい、残念ながら仕事に。
その予定を入れるとき夫に了解をとったら、ガッカリした様子で「じゃあ、なんとか考えるよ」。
そうして迎えた当日、それは朝にやってきました。朝食も身支度もすっかり終えた朝8時、
娘が「ママー、せきについてくださーい!」......目の前にプレゼントが運ばれてきて...
朝なのにケーキがあります!......と書きつつ実は、前日にクール宅急便で届いたのを
私が受け取ってしまうという夫にしてみれば痛恨のハプニングがあり(笑)、知っていたのですが。
A.K Laboの庄司さんに事情を伝え、日持ちするケーキをオーダーしてくれたそうです。
このケーキ、とっっってもおいしかったので、また詳しく書きますね。
いつもの何割か増しでハリキリ度絶好調の娘は、キャンドルの炎の吹き消しにも当然のように参加(笑)。
プレゼントは、キャンドルやリボンの色とそろえたかのような赤の、ツヴィリングの万能ばさみ。
キッチンで使うはさみがだいぶ古くなってきていたので、買い替えたいなぁと思っていたのです。
クラシックな形がかわいいこのはさみ、夫の調べによると、なんと30年も使えるとか。
30年後といったら私は70代!これから長いお付き合いになりそうです。
そして朝からこんなお祝いができるなんて、つくづく、家族全員朝型でよかった(笑)。
その後は秋に出す本の打ち合わせで、デザイナーの黒田益朗さんのところへ夫婦で出かけました。
すると奥様の朋子さんと一緒にプレゼントを用意していてくださり、感激!
まさか私が夜に仕事だと思わないお二人は、「夕食の前菜にしてね」と
めずらしい花つきのズッキーニを添えてくれましたが、翌日にはしおれてしまいました(泣)。
でも実の部分と、丸い形のものは焼き野菜のマリネに、
上質なメープルシロップは週末のパンケーキと一緒に美味しくいただきました。
益朗さんからは、写真家テリ・ワイフェンバックの写真集を。
いつもおしゃれで、優しい気遣いをしてくださる憧れのご夫婦にお祝いしてもらえて嬉しかったです。
その日の打ち合わせで、いよいよ新刊の制作にも本格的にエンジンがかかってきました。
いま私たちがやりたいことをすべて注ぎ込んでつくる今度の本、
デザインは『Table Talk』同様、黒田益朗さんに手がけていただくので、どうぞお楽しみに!