こうして下半身をソファの下に入れた状態で、娘がくつろいでいる姿をよく見かけます。
ちょうど布団のすみっこの裏側に爪先を入れるみたいな、
心地よいひんやり感がそこにはあるのでしょうか。
自分で試してみたことがないのでわからないのですが、本人は無意識のうちにやっている様子。

だから掃除機もモップがけもソファの下までさぼらずやることにしています。
というより娘のおそうじチェックがきびしく、うっかりすると「ママー、ソファのしたにほこり！」。
家具の下のほこりといえば、私の幼少期の逸話として母がたびたび持ち出すのが
「奈緒は赤ちゃんのとき、テレビの下にもぐってほこりを食べていた」という衝撃のエピソード。
あれ、いない！と思ったら、昭和の脚つきテレビの下に私がいて、あわてて引きずり出すと
部屋のすみのほこりをまるでおやつのように食べており、それが口から出てくるのだそうです（笑）。
私のほこり嫌いはそのときのトラウマだったりして...なんて思うのと同時に
赤ちゃん時代にほこりを食べていてもこんなに丈夫に育っているのですから
さほど神経質になる必要もないのでしょうね。

＊〈北欧、暮らしの道具店〉で私の暮らしをご紹介いただいた連載、本日が最終話となります。
仕事と暮らしの自分らしいスタイルを探しながら試行錯誤する姿と、
料理のプロでもなく、掃除やインテリアのプロでもない私の等身大の悩みと自己流の解決法を
５日間に渡ってじっくりレポートしていただきました。
→〈北欧、暮らしの道具店〉特集「コンディションを整える日々の習慣」