娘のお弁当づくりは小学校の給食が始まるまで10日間続き、今日も早起きしてお弁当づくり。
毎日ほれぼれするほど空っぽのお弁当箱を持ち帰られ
「きょうもめっちゃくちゃおいしかったよー!」と言ってもらえるのは
作る身としては最高の喜びですが、一つだけ、厳しい条件を言い渡されています。
それは「出かける前にお弁当の中身をけっして見せないでほしい」ということ。
これがけっこう難題で、朝はお弁当と朝食を同時に作りながら
詰め終えたお弁当箱はしばらく蓋をせずに冷ましています。
そんな状態で「朝ごはんできたよ!早く食べちゃって〜」と台所に呼ぶと
部屋に入ってきた娘は、目に飛び込んできたお弁当箱周辺の風景に慌てて目をつぶり
「あー、もう!おべんとうみせないでっていってるじゃない!」とプンプン。
その理由は「おべんとうばこをあけたときに『うわぁ〜(裏声)』っていいたいの」。
こうやってややこしい注文がいろいろ増えていくのかなぁ......と
小学生を持つ親としての覚悟を新たにしつつ、ちょっと気が重くなる私です。
それにしてもここ数日、朝だけでなく夜の緊張感もビンビンの我が家。
入学式に学校でもらった資料に「6歳は10時間〜11時間寝るように」とありましたが
じゃあ6時に起きるためには7時か8時に寝ないとなの!? と途方に暮れてしまいました。
それは難しいとしてなんとしても9時まで寝てもらわなくては
翌朝6時にすっきり起きられないし、昼間もあくびが出てしまいます。
昨日はバレエの後スーパーに寄って6時半に帰宅、7時過ぎに夕食、
その後、片付けや今夜の夕食の下ごしらえなどしていたらあっという間に8時を過ぎ、
「早く、お風呂! 入るよ!」とバタバタと入浴。
それでも娘が寝床まで行けたのは9時を回ってしまいました......
朝はともかく、夜までこんなに慌ただしいなんて。
これも小学校生活の洗礼でしょうか。
とにかくいろんな面で新しい暮らしがスタートしたのは、たしかです。