May 26,2015

ひとりでおでかけ

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日曜日の午後、玄関のチャイムが鳴って
向かいのお宅に遊びに来ていた親戚の女の子が娘を誘いにきてくれました。
その女の子と娘は偶然にも同い年で、数週間前に一度うちで遊んだことがあり、
今回はあちらのお宅へお邪魔させてもらうことになりました。
引っ越し当初からいろいろおしえてもらってお世話になっている向かいのご夫婦とは、
挨拶や立ち話をしたり、旅行や帰省で留守にしたときはおみやげを渡しに行ったりしていますが
そういえば家の中まで上がったことはありません。週末のおよばれも娘だけだったので
私たちが入ったことのないおうちへ娘が一人で乗り込んでいくという、
考えてみれば自分が子どものころは当たり前のようにやっていたことではあるけれど
いざ自分が親の立場になってみるとちょっとドキドキする、そんな出来事でした。

娘が出かけていってしばらくすると、たどたどしいピアノの音がポロンポロンと聞こえてきて
「あ、この『ドレミのうた』は娘が弾いているな」とか、
やがて音色が止むと「おやつでもいただいているのかしら」とか
すぐ目の前のおうちで娘が過ごしている時間を想像しながら
私と夫は思いがけず転がり込んできた時間をありがたがりつつ
それぞれ片づけられていなかった仕事に当てることができました。

2時間後、またチャイムが鳴って、女の子とそのお母さんとおばあちゃん、
お宅のご夫婦まで総出で娘を送ってきてくれました。
私も夫も、向かいのおうちの様子や、そこで何をして遊んだのかに興味が尽きず
いつも以上に前のめりで娘の話に耳を傾けながら夕食を囲みました。
保育園や学校につづいて、また一つ、私たちが知らない時間を娘が過ごしてきた日曜日。
こうしてだんだん自立していくのだなぁ、なんて、ぼんやり考えていました。

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Author : Nao Ogawa