朝10時のヤルクコーヒー。開店すると常連さんたちが順に訪れます。
2013年にオープンしたお店は、もうすっかり西永福の顔です。
(先週の「アド街ック天国」にも登場しましたネ)
焙煎したての豆が並ぶショーケースの上には、コーヒー缶と『sketch』が。
右手には、缶に描いたイラスト「Talking」の原画。
カウンターでは店主酒井さんの後輩 日向野さんが手伝ってくれています。
カウンターに座り、2人の細やかな動きを眺めながら、爽やかなコーヒーの香りを楽しみます。
Talking缶の横には『家がおしえてくれること』で描いた、Water Jugのイラスト。
酒井さんが展示のために特別に用意してくれた「Talking Blend #1040」を
絶品のダブルチーズトーストとともにいただきます。
好みのコーヒーの味を聞かれ、「深煎りでコクがあり、酸味の少ないもの」
そう酒井さんに伝えると、理想的な味のブレンドに仕上げてくれました。
フレンチローストでしっかりとした苦みとコクがありながら、後味はどこまでもマイルド。
おいしさの秘密はマンデリンという品種の豆が入っているからだそう。
ストレートはもちろん、カフェオレやアイスにしてもおいしかったです!
酒井さんは千歳船橋にある名店、堀口珈琲で20年近く働き、満を持して独立しました。
その前はウィーン菓子の職人だったというから驚きです。
店主の酒井さんとはアフターアワーズの横田さんの紹介で知り合い、
お店のロゴとスタンプカードのイラストを描かせていただきました。
いつかここで展示をしたいと熱望していたお店です。→ NEWS「Jalk Coffee」
今回展示している作品は、
印刷や画面では忠実に再現することが難しい、微妙な色使いにこだわって彩色しました。
写真は『sketch1』に掲載されている「Three Records」。
3月にメリーゴーランド京都店で展示をしたとき、何人かのお客さんに、
「原画って迫力がありますね」と言われて、とてもうれしかったことを思い出しました。
細い線の微妙な強弱や黒インクが染み込んだ微かな凹凸は、原画で見るとより一層感じられると思います。生原稿ならではの迫力をどうぞお楽しみください。
週末20日(土)はアフターアワーズ、21日(日)はヤルクコーヒーにおりますので、
絵の感想などお話しできたらうれしいです。それでは素敵な週末をお過ごしください。
■Jalk Coffee(ヤルクコーヒー) → jalkcoffee.com
住所:東京都杉並区永福4-19-4 安藤氷室ビル1F(井の頭線 西永福駅北口より徒歩4分です)
tel:03-6379-1313
営業時間:10時-19時
休:月曜日(6月22・29日)
■Afterhours(アフターアワーズ) → afterhours.jp
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-7-9
(小田急線 代々木八幡駅 南口より徒歩4分
または東京メトロ千代田線 代々木公園駅 富ヶ谷北口より徒歩3分です)
tel:03-3481-5507
営業時間:12時-17時
休:日曜日・月曜日(6月21・22日、28・29日、7月5日)