こうして写真をアップしながら、深いため息をつかずにいられない、私の仕事部屋。
本来すっきり片づいている部屋が好きで、原稿だって無音の環境で書きたいタイプなのに
娘が小学校に上がってからはそんな志向もどんどん貫きづらくなっている気がします。
机の半分は常に日記帳や宿題やドリルや読みかけの本に占拠されており、
そのどれもが中途半端な状態で、突然ピアニカを高らかに吹き始める娘。
一人でもこうなのに、女手一つで４人のこどもを育てながら絵本を描き続けた
ターシャ・テューダーっていったいどんな日々だったのでしょう？
以前見に行った展覧会では、キッチンで描いていたというエピソードとともに
部屋が再現されていて、絵の具や筆が散らかった空間もやっぱり素敵でしたけど......

私の部屋に飽きたら、次は二階の夫のアトリエへ行って、
本棚から面白そうな本を抜き出してはきゃっきゃと遊んでいるようです。
週末にちょっと仕事を片づけたいなと思ってもこんな状態で難しいので
平日の8時から18時の静寂がひたすらありがたく感じます。
いずれ、このにぎやかさを恋しく振り返るときもくるのでしょうから
今はイライラを深呼吸とともになだめつつ、
やってもやってもきりがないような机の上の片付けをくり返しています。