土曜日は夫の提案で、都内でも比較的近いエリアの名作住宅を見学に行きました。
具体的な話は夫が後に書くと思いますが、その建築や庭や意匠の見事さに感嘆しながらも
同時に感動していたのは、娘と一緒にこうした体験ができるようになったということ。
以前は「あー、それは触っちゃダメ!」「ちょっと、そっち行かないでー!」と
ダメダメ言っている自分もイヤだし、何より疲れるし、
親に付き合わされているだけなのに注意されてばかりの娘も気の毒だしで
自己嫌悪に陥ることしばしばでしたが、小学校に上がってからぐんと外出がラクになり
どんな場でも私自身が気負わず楽しめるようになりました。
美しい庭のあり方や、家を整えることの意味を、最高のお手本を見ながら学べる住宅見学。
引っ越してもうすぐ5年になりますが、あそこをもっとどうにかしたい、という箇所は
家のそこらじゅうにありますから、今回の体験はとてもいい刺激になりました。
前なら娘から片時も目が離せず、どんな素敵な場所であろうと気もそぞろだったのが
今は「あら、このピアノにかかっているレース、可愛い」なんて目を奪われる余裕が......
その後ふと見渡すと、自ら来場者メッセージをノートに書き込んでいる真剣な姿が。
コメントの最後は「いんしょうてきでした」なんて言葉でしめくくっていたりして、
ちょっとびっくり、そしてなんだかいろんな意味でじーんとしたのでした。