今日のイラストは、久しぶりに娘の絵日記から拝借。
先週、私と夫の仕事の外出が重なってしまった日があって
娘が下校してくる15時までに帰ってこれるかどうか、微妙なラインでした。
そこで、もし娘が先に家に着いてしまったらの対処法として
お勝手口から自分で鍵を開けて家に入る練習をしてみたのです。
「キッチン」というシールを貼った鍵を小さな手に握らせ、
私が中からお勝手口を施錠し、それを娘が外から開けて入るのを、くり返し予行演習。
何度かやってマスターしたので「これでもうお留守番ができるね」と声をかけると
「キンチョウする〜」と言いつつ、その表情は未知の体験への期待でキラキラ。

そして当日、不安は的中して、やはり娘が一番最初に家に着いてしまいました。
しかし、練習通り自分で鍵を開け、中からもちゃんと施錠していました。合格！
台所のテーブルに念のため用意しておいたおやつの皿をダイニングへ運び、
親がいないのをいいことに、平日はダメとされているテレビを見ながら食べようと
画面に向かってリモコンを構えたところに、ちょうど夫が帰ってきたそうです（笑）。

たった５分足らずの、はじめてのお留守番。
これまでできなかったことができるようになるのを、この７年間くり返してきたわけですが
一人で鍵を開けてのお留守番は、何だか感慨深いものがあります。
夫も同じ気持ちだったようで、その日の娘の日記に、
この絵とともにはじめて鍵を開けて家に入った話が書かれていたのを見て、
二人でじーんとしてしまいました。