はじめて自分の部屋に貼ったポスターは、私の場合たしか小学校２年生のとき、
トシちゃん（田原俊彦さん）のグリコアーモンドチョコレートのものでした（激白！）。
兄と上下で使っていた二段ベッドの下段が私の寝床で、その中の薄暗い壁に
ポスターを貼ったときの、なんとも甘酸っぱい胸のときめきは今でも覚えています。
ちなみに２歳上の兄は薬師丸ひろ子さんの切り抜きを貼ってたっけ。
そんな時代だったので、朝ドラ『あまちゃん』で小泉今日子さんが演じた春子の部屋は
「そうそう！こうだったこうだった！」というノスタルジー全開で観ていました。

さて、それから30数年の月日が経ち、
2008年生まれの女の子が部屋にはじめて自分で貼ったポスターは、星野源さんでした。
４枚目のアルバム「YELLOW DANCER」のツアー告知付きポスターで
先日のライブの物販コーナーでお買い物特典としてもらったもの。
黒いスーツに身をかためた星野源さんが、赤い壁をバックにバナナを持っているのですが
いかにも昭和ムードたっぷりの襖と畳の部屋で、お絵描き作品に囲まれながら
７歳の女の子に熱く見つめられる星野さん、いったいどんな気分なのでしょう（笑）。

このポスターの一件をきっかけに、私のトシちゃんの思い出も蘇ったわけですが
では夫が小学生時代に貼っていたポスターはというと、
アイドルではなくてドラえもんや銀河鉄道999などアニメ一色だったそうです。
こんなふうに、小学生の記憶はまだ自分たちの中にもあるため
娘を通じて自分の子ども時代のおさらいもできて、毎日なかなか楽しいです。