イラスト作品「picnic table」をご購入いただいた読者の方から
素敵なメッセージと写真が届きました。
「絵の旅立ち先から」はご本人も楽しみに読んでくださっているとのことで
さっそくご紹介させていただきます。
７歳の男の子、４歳と２歳の女の子の子育てに忙しい毎日を送る女性で
イラストご購入のお申込みメールには
「ゆっくり素敵なレストランで食事できる日は遠そうですが、
最近は家族５人でのピクニックにはまっていて
折りたたみ式のテーブルを広げ、庭や自然の中に出かけて
アウトドアの食事を楽しんでいます。
いつか子供たちが大きくなった時に、イラストのように大人同士の集いが
ピクニックでできたら素敵だなぁと、絵を見て思いました」
と書き添えられてありました。
絵をお送りしたのは10月でしたが、11月のご主人のお誕生日まで待って
ご家族にお披露目されるのことでした。
「『Table Talk』は、小川さんのリズムのよい文章が心地よく、
心のストレッチをするような気分で愛読させていただいております。
ホームページを拝見しながら、いつか小池さんの絵を我が家に飾りたいなと思っていました。
絵は、その後一ヶ月ほど眠り、主人の誕生日である11月に
無事プレゼントすることができました。
家のどこに飾ろうか、二人で考えあぐねているうちに師走になり、
せっかくなら大掃除をして家を整えてから飾ろうと思っているうちに年が明け、
先週、キッチンの時計とカレンダーの横、つまり
私が一日の中で一番長い時間を過ごす場所に飾られることになりました」
「我が家は、リビングもキッチンもダイニングも一つの部屋になっていて仕切りがないので、
どこからでも絵を感じることができ、また窓の横に並べて飾ったことで
ブラインドを上げたら実はあの絵のような草原が広がっていたら素敵だな、と思いながら
今日もキッチンに立っています。
子育てに忙しい毎日ですが、ピクニックをする休日のゆったりとした時間の流れを
たまには感じることをが大切だなと、絵を見ると感じます。
お二人が生活を楽しんでいらっしゃる様子を『Table Talk』で拝見しながら
生活のヒントをもらっています。
これからもたくさんブログや本を読ませていただきます」
こうして読者の方から届くメールを読むたびに感じるのは、
イラストでも文章でも本でも、その作品が受け取った方の手に渡った瞬間から
新しい存在理由とともに新しい時間を刻みはじめることの幸福についてです。
放ったものを受け取ってもらえて、その手応えがあるからこそ
私たちは次なる一歩を踏み出すエネルギーが得られるし、
作品づくりもブログも、一方通行のままでは続けることはなかなか難しい。
自分たちの表現をしながらも、それを楽しみにしてくれている人がいる、
受け取って何かを感じてくれる人がいるということに支えられながら
これからもがんばっていこうと思います。
あたたかいメッセージと素敵なおうちのお写真、本当にありがとうございました。
