今年リニューアルした〈青山ブックセンター本店〉で『sketch』の販売がスタートしています。
雑誌編集者として働きはじめた20代のころから、資料探しでも、個人の買い物でも
「ここなら面白い本があるはず」と駆け込んでは、いつも期待に応えてもらってきました。
その店で『sketch』を並べていただけるのは、やはり感慨深いものがあります。
広い店内で、いつも私が最初に立ち寄り、じっくりと時間をかけて過ごす
入口そばの新刊台コーナーに『sketch』を並べていただいていました。
単に新刊が並んでいるというのではなく
このコーナーひとつをとっても、お店全体を見ても、
お店側の「編集意識」がしっかり息づいているところが好きです。
場所柄というだけではなくて、出版関係者やデザイン関係者など
本づくりに携わる人がこの書店に大きな信頼を寄せるのは
きっとそこにポイントがあるのではないかと思っています。
この日は、新刊のイベントで東京に来ていた〈メリーゴーランド京都〉の
鈴木潤さんも一緒でした。2ヶ月ほど前から東京を中心に本格展開をはじめた
『sketch』の書店販売の生の様子を見てもらうことができてよかったです。
最近、『sketch』の販売店リストを見て下さった方から
「素敵な本屋さんばかりですね!」と言っていただく機会が増えました。
私も、心からそう思っています。
そして私にとって長年「素敵な本屋さん」の筆頭にあった
〈青山ブックセンター本店〉がそのリストに入ってくださっていることも
本当にうれしく、誇らしいような気持ちです。