
このサイトを通していろいろな方と出会いましたが、最近も面白い出会いがありました。ライブの告知チラシに写真を提供したのがきっかけで、千手(せんじゅ)さんと知り合いました。

千手さんは「ナカジン with 千手」のドラマーとして活動しながら、大阪の「そぶら山荘」でライブイベントを企画運営しています。今月高円寺のJIROKICHIでライブを行うと聞いて、さっそく行ってきました。JIROKICHIは大学生の時に、バンド仲間と飛び入りブルースセッションを観て以来なので、実に25年ぶり。

初めて見る千手さんのドラムは、随所に差し込まれるハイハットがビッシビシと決まって、思わず前のめりに。速い曲もスローな曲もきっちりと叩き分ける緩急のあるドラムが素敵でした。キーボードと2人編成というのもなかなか新鮮。京都を中心に活動するナカジンさんのボーカルは、トム・ウェイツの渋さとビリー・ジョエルのポップさに、ベン・フォールズの疾走感が加わったようなイメージ。歯切れよい2人の掛け合いも見事でした。

この日のメインアクトはギタリスト塚本功さんのソロ。塚本さんは昨年の吉田省念さんのライブで、文筆家で僧侶の扉野さんと一緒に京都で観ています。その時は昔から好きなギタリストだった塚本さんが、扉野さんの大学の先輩と知り驚きました。→ BLOG「京都 拾得という場所」

最後は3人のセッションで、大いに盛り上がります。終演後に千手さんと初めてお話をさせていただき、この不思議な出会いに感謝し、固い握手を交わしました。千手さんとこうして知り合ったのも、不思議だけど不思議じゃない。きっと偶然なのではなく必然だったのでしょう。好きなものやコトを共感できる人たちと、直接会えるのはやっぱりうれしいし、自分の行動や感覚にも自信が持てます。

会場で購入した塚本功さんのNEWアルバム『Arches/アルシュ』。塚本さんが参加したピラニアンズを大学生の時に初めて観て感激。その後、ネタンダーズやソロアルバムも大事に聴いてきました。ソロ4作目となるインストのアルバムは、やわらかくて硬い独特のギターの音色がこれまで以上に艶っぽく、朝でも昼でも夕方でも夜でも心地よいBGMになりそうな1枚。コーヒーにもビールにも紅茶にも白湯にもよく合います。
