ぐっと冷え込んだり、かと思えば急に汗ばむような気温になったりと
体の調整がたいへんな季節ですが、我が家はみんな、なんとか元気です。
軒下には、紅葉の前に、黄葉がちらほら楽しめるようになった楓が
朝日を浴びてキラキラと輝いています。

ヒメシャラも、日に日に黄色や赤の葉っぱが増えてきました。
半年ほど前に、背丈が伸びすぎたのかヒョロヒョロで元気がなくなってしまい、
思いきって７割ほどのサイズに剪定したところ、
またそこから勢いのいい枝葉が出てきました。

植物と日々付き合っていると、元気がいい理由、元気のない理由が必ずあって
その理由を考えたり突き止めたりしているうちに
自然の摂理をおしえられることが多々あります。

しばらく余裕のないスケジュールで過ごしたりしていると
体がはっきりと緑や自然を欲するようになるのは、それに触れることで
本来のバランスからズレてしまっている部分を調整したいと
本能的に思うからなのでしょう。
これからわたしたちも、庭の手入れをする時間はなかなかないのに
植物たちからの癒しなくしては穏やかに過ごせない日々になりそうで
庭の機嫌も損ねず、自分たちのやるべきこともはかどらせる日々の時間運びを
なんとか工夫してやりくりしないと、と考えているところです。