週末はひさしぶりに３人で、見たかった展示を目当てに美術館へ出かけました。
ランチのとき、娘がふと「ホワイトデーっていつ？何をするの？」と聞くので
「３月14日に、バレンタイン（→ BLOG ）のおかえしをパパがしてくれるんだよぉ。
楽しみだよねぇ〜？」と、夫の目をじーっと見つめながら娘に答えました。

ランチの後、夫と娘はディスクユニオンへ、わたしは本屋さんへと分かれて
１時間ほど別行動タイムとし、その後また合流して、夕方前には帰ってきて
冷蔵庫にあるもので何品か料理をつくり、週末限定のんびりディナーがはじまりました。

するとそこへ突然、「ジャジャーン！ホワイトデーのプレゼントでーす！」と
夫が包みを差し出してくるではありませんか。
「え？たしかにさっきプレッシャーはかけたけど、早すぎないか？」と困惑していると
「ホワイトデーのときはこれをゆっくり見る暇はないともうわかっているから
いま渡して、これから見ちゃおうと思って」との説明。
包みの中身は、くるりの最新DVD『NOW AND 弦』！
かくして、しばらくぶりの週末ライブDVD鑑賞会がはじまったのでした。

このDVDを観ながら、つくづく「くるりっていいなぁ」と、
そのバンドのありかたにいたく感動していました。
結成から20年間、メジャーフィールドで安定した人気を得ていながら、
つねに期待の一歩先をいくような革新的な挑戦を続けているのが本当にかっこいい。
彼らがクラシック音楽に傾倒したときも
当初は意外すぎてすぐには理解できなかったのですが
このDVDを観たらあらためて、それが必然だったことがよくわかりました。

やり続けること、そのなかで変わり続けることの大切さをおしえられたような、
そんなフライング・ホワイトデーのDVD鑑賞会でした。
たしかに３月は大事なイベント続きで怒涛のスケジュールになりそうなので
夫の読みは正しかったように思います。

＊特典映像の、初期のアルバム再現ライブ「NOW AND THEN」からの収録内容も
素晴らしすぎてシビレます！　40代を迎えたボーカルの岸田繁氏が
かつてないほど魅力的に感じるのはわたしだけでしょうか（笑）。
下のURLの特設サイトで見られるトレーラーも、
このDVDの感動をちらっと伝えてくれますので、ぜひ。

http://www.quruli.net/nowandgen/