先月下旬、年度末ギリギリというタイミングで健康診断を受けに行きました。
病院は夫婦とも同じですが、昨年まではそれぞれ、自分のスケジュールと照らし合わせて
「ここ!」と思ったタイミングで各自予約を入れていたため
バラバラに受けにいき、あとで結果を報告し合うのが常でした。
ところが、今年はバタバタしている間に、ふたりとも受けていないまま3月も後半。
娘の学校がすでに短縮日課に入っていたため、娘も連れていっしょに受けに行き、
検査結果の説明も、夫婦そろって聞くことに。
わたしの健康状態がピカピカの優等生なのは例年どおりですが
夫も、一時期注意を受けていた肝機能の数値がぐんと改善していて
とくに問題のある項目はないことがわかって、ふたり(と娘の3人)で
ニッコニコ笑顔で病院を後にしてきたのでした。
健康診断を夫婦で受けるのははじめての経験でしたが、
なかなかいいものだね、というのがふたりそろっての感想でした。
採血やら各検査はどうせ個別にやるのであまり関係ないですが
(わたしの乳がん検診の間も夫と娘は待っているしかないわけですし)、
問診を夫婦いっしょに受けた流れで、検査結果の説明も同じ日時にしてもらったため
パートナーの体についてのと医師とのやりとりの場に自分も同席することで
相手の健康状態への関心が自然に高まるのを感じました。
「家族の健康管理はおかあさんの役目」といったセリフがCMなどから聞こえてくると
こどもはともかく、もとは健康な者どうしが結婚した夫婦ならば、
お互い大人なのだし、妻が夫の体の責任まで負うのはどうなのかと、個人的には思ってきました
(うちは夫婦どちらも食事をつくるので、なおさらそうかもしれませんが)。
今後も、どちらかの体になにか不調が出ても、原因を解明することは大事だけど、
誰の責任かなどと考える意味はないと、現時点では思っています。
でもそれとは別の次元で、家族の体は自分のと同じように大事だし、
だから家族なのだとも思う。夫婦で健康診断を受けたことで
そんな意識をあらためて持った今回の経験でした。
体重の増減までばっちり確認できてしまうことも含めて
ほどよい緊張感もあり、これはおすすめです。