朝起きてきたら、娘が前の日の夜に自分で洗っていた水筒が
ゴム部分のパーツまですべて分解された状態で乾かされているのを見つけて
ちょっとびっくりしました。
わたしの執筆が忙しいときや、先日の名古屋出張などでも
実家で娘を見てもらっていますが、
成長とともに、娘は祖母からおしえてもらったことを
自分なりに咀嚼し、実践するようになってきています。
おそらく水筒をパーツまで分解して洗って干すというのもそのひとつで
こうするとゴムの部分が黒ずまないできれいな状態が長持ちするよと、
わたし自身も母から数年前にアドバイスされて以来
日々心がけていることでもあるのでした。

いまのわたしは、周囲に助けてもらいながらでないと仕事が続けられず
そのたびに娘と離れて過ごす時間ができるわけですが
娘はただわたしの仕事が終わるのを寂しがりながら待っているわけではなく
そのあいだにわたしからおそわらないことを学ぶ有意義な時間を過ごしているのです。
子どもにかわいそうなことをしているのかもしれないという気持ちを
そうやって少しなぐさめながら、とにかくいま自分がやるべきだと思うことを
しっかりやって、仕事も子育てもこれがわたしのやりかただったと
いつか自分で振り返れたらいい。そう思っています。