昨日の夕食は母の日パーティと称して、娘が司会進行を務め、
この詩や、また別のお手紙をプレゼントしてくれる会を開いてくれました。
わたし自身が「母」として娘から感謝を伝えられるなんてはじめてのことなので
子どもが成長するとこんなことも起こるのか......とびっくりしました。
贔屓目にみてもいまのわたしはたいした母親業などやれておらず
先週末に夫と「入稿が終わったらやりたいこと」をお互い出し合ったら
ほとんどが日常のことで、つまりいまはそれすらやれていない状況なのです。
娘がそんなわたしたちをどう見ているのかはわかりませんが
ともあれ8歳らしい気遣いが感じられる、こんな素敵な詩を送ってもらい、
なんとも複雑な感情が入り混じった喜びを味わいました。
いよいよ新作の入稿まであと十日。
わたしも夫も感受性がビンビンに研ぎ澄まされたモードに突入していますが
こうして多少強引にでも現実に引き戻してもらうと、ありがたいなぁ、と感じます。
人生どんな時間にも経験にも無意味なことなんてないし
自分がコントロールできない部分から何を学べるかが意外と大切なのではないか、と。