紫陽花が好きだということを、このブログで毎年書いている気がしますが
そうすると読者の方から「わたしも紫陽花が好きです」というメールがちらほら届き、
うれしくなります。
紫陽花の好きなところを考えてみると、
なにより雨に濡れた姿がしっとりと気品があってとても美しいところ。
それに年によって咲いたり咲かなかったりという気まぐれがあまりなく
きっちり咲いてくれて、虫もつかず丈夫なところも
わたしのように不真面目な庭主にとってはありがたいかぎりです。
誰にとってもなじみ深い花で新鮮味は薄いですが、色や種類が実はとても豊富。
これは、例年よりたくさん花をつけた紫の紫陽花で、
センセーションという種類のようです
(うちの地植えの紫陽花はすべて、わたしたちが越してくる前から植わっていたもの)。
スタンダードなホンアジサイ。
この上品なブルーがとても好きです。
近年じわじわとその可愛さがわかるようになってきたガクアジサイ。
日本固有の品種だそうです。
そういえば紫陽花の花言葉ってなんだろう?とふと気になり、調べてみました。
外国でつけられたもの、日本のもの、
良いイメージの言葉、そうでないイメージの言葉とたくさんあることにびっくり。
ガクアジサイに関しては、「謙虚」という花言葉だそうです。
たしかに控えめな印象の品種なので、なるほどと納得!
ほかにも色別に花言葉が変わるそうで、
うちにあるブルーの紫陽花には残念ながらあまりポジティブな花言葉がついていませんが
たくさんのなかから「元気な女性」「家族の団結」というものを見つけ、
「謙虚」とあわせてその三つを自分のなかに取り入れようと決めました。
雨の日も晴れた日も、元気に、仲良く、そして謙虚に、
紫陽花の季節を過ごしていこうと思います。