Jun 06,2018

検索のことば

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スマートフォンやパソコンと、子どもとの距離感をどう保つか、
親としては頭を悩ませるところです。
すでに学校ではコンピューターの授業が始まっていて、
キーボードの練習をするように言われているのですから
まったく触れさせないように頑なになる必要はないのですが、
かといってフリーにするつもりはもちろんありません。
まだ本をたくさん読んでほしいし、どんなにコンピューターが便利でおもしろくても
それを使いこなすのはいろんな分別がつくようになってからにしてほしいです。

とはいえ子どもの好奇心と習得の早さもすごい。
テレビを見ながらわたしがふと何か疑問を口にすると
「調べてあげる!」と娘がすかさずわたしのスマートフォンで検索を始めます。
まぁ目が届く範囲で罪のない調べ物をするくらいはいいかなと思っているのですが
検索って、その打ち込んだ言葉や文章の履歴が残りますよね。
娘のその検索ワードがおもしろくて、
でもあっというまにこの楽しみは終わってしまう気もして
ブログに書き留めておくことにしました。

たとえば金曜日の夕方6時すぎ、晩ごはんを食べながら
「今日って(娘が一週間で一番楽しみにしている番組の)ドラえもんやるの?」と
わたしが何の気なしに聞いたとします。すると「待って、調べるね!............ない!
でもMステスペシャルだって!」というやりとりをしたします。
で、その翌日、わたしが何か別の調べ物をするために
スマートフォンのグーグルの検索ボックスにカーソルを持って行くと
そこには「きょうはどらえもんやるの?」という文章が。
一瞬「なんじゃこりゃ?」とびっくりするのですが、
もちろんすぐに前日娘が打ち込んだ文章の履歴だと状況が飲み込めて大笑い。
まるでスマートフォンのなかに昔の子ども電話相談室の先生みたいな人がいて、
その相手におたずねしているかのような質問文が、たまらなくかわいいのでした。

そしてそんなたずねかたでも、検索結果のトップにはちゃんと
ドラえもんの番組ウェブサイトが表示されて娘の疑問に答えてくれることにも感心。
AIの進化で未来はどうなる、といった話題が飛び交う昨今ですが
わたしはデジタルの便利さとアナログのこんな笑っちゃう人間味が共存すれば、
世の中はもっと楽しくなるのではないかとシンプルに考えています。

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Author : Nao Ogawa