Aug 30,2018

玄関の意識

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メルボルンで取材中、コーディネーターのリーヨンさんと
リサイクルについての話をしていたときのこと。
「日本ではリサイクルより断捨離の方が注目されているかも」と話すと
リーヨンさんは最初「断捨離」という言葉に聞き覚えがない様子だったので
「ミニマリスト」などの言葉を持ち出しながら説明すると、
「あぁ、コンマリみたいな! 彼女の本もすごい人気ですよ」。
そのとき、数年前にテレビ番組の『情熱大陸』をたまたま途中から見て
「このひと、すごいわ」と思って感動した近藤麻理恵さんが、
あらためて世界的有名人であることを知ったのです。

わたしは昔から散らかっている状態がどうも落ち着かない性分で、
家のなかの整理や片付けは日常的に行なっているつもりですが、
だからといって収納が得意というわけではないし、
ふと気づけばモノがたまって家のあちこちがモヤモヤしてきます。
それに、家の取材をお受けすると、編集者さんやライターさんから
「小川さんの家ってけっしてモノが少ないわけじゃないですよね」とよく言われますが、
本当にそのとおりで、おまけに夫と娘の宝もの問題(→ BLOG )も慢性的な悩みの種です。

というわけで、入稿も終わったし、
家をまたすっきりさせて気分を切り替えたいぞ、と思っていたところに
先日娘と一緒に図書館へ行ったので、そうだそうだと思い出して
こんまりさんの代表作『人生がときめく片付けの魔法』を借りてみました。
どれどれと読んでみると......もー、すばらしい内容でびっくりしました......
世界的ベストセラーにも納得の名著です!
これまで片付けに関する本は年末に読む雑誌『クロワッサン』の特集くらいでしたが
この本は今後のために持っていた方がいいと1冊買い直したほど。

こんまりさんの本は2010年に出版されたそうで、
偶然にも外国での評判という逆輸入によってそのすごさを知ったくらいですから
世の中的には思いっきり遅れているわたしのなかのこんまりブームですが
いきなり影響が現れたのが玄関で、この場所への意識が本を読んで明らかに変わりました。

このように靴がすべて下駄箱におさまり、
三和土がきれいに拭かれている状態を基本にしようと、
何年間も履いていない靴をリサイクルに出したり、
玄関拭き専用のウエスを下駄箱内に忍ばせたりと、
一人コツコツと細かいことをやっている、夏の終わりです。

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Author : Nao Ogawa