東京国立博物館へ行ってきました。本当は夏休みに開催していた縄文の特別展に行きたかったのですが3人の予定が合わず、9月になってようやく実現です。

この博物館の魅力は、何といってもあらゆる時代の国宝や重要文化財が間近で観られることです。博物館所蔵品は、すべて撮影できることにも感激。奈良時代や鎌倉時代の仏像などは、後ろ姿までじっくりと観察できちゃうのです。

展示スペースや通路も余裕たっぷりで、展示物と直接向き合うことができます。僕は江戸時代の浮世絵や絵画に見入ってしまいました。あまりにもたくさんの所蔵品があるため、観るほうも真剣勝負なのです。でも大丈夫。

ちょうど集中力が途切れそうになる頃合いの場所に、ちゃんと休憩スペースが設けられているのです。テラスに出て庭園を眺めたり、雰囲気のあるレトロな照明や時計、座り心地のよい椅子があるので、奥さんと娘もゆったりと休憩ができました。

常設展示は大人620円。高校生以下、70歳以上は無料です。緑に囲まれた素敵な場所で、歴史を生き抜いた芸術作品と有意義に過ごせば、小さなモヤモヤやちょっとした心配事は、一気に吹き飛んでしまいます。それでは、ごほうびのような美しい週末を！