週末、野菜を買いに地元の市場に行くと、八百屋さんにはおいしそうな果物がずらり。
まだ家のキッチンには柿のストックが何個かあったけれど、
この前を素通りなんてできない......という顔で品物を見ていたら
八百屋のおにいさんが「よしきた」といった様子で次々に試食させてくれて
結局こんなにどっさり買ってきてしまったのでした。
とくにみかんがもうおいしくて、レジのおねえさんが「このみかん、おいしいよねぇ。
わたしなんて昨日３キロも買って帰っちゃった」と笑いながら言い、
１キロしか買ってないわたしなんて甘いわね、と思ったり。
メルボルンから帰ってきて以来、市場でお店の人とこうしてやりとりしながら
買い物をすることがますます大好きになって、
そうやってコミュニケーションをとりながら買った食材は
家で食べるときもいっそうおいしく感じるのです。

それに秋って、市場で買い物をしていても本当に楽しい。食材も豊富だし、
その食材たちも暑さでしんどそうだった夏とは違って、しあわせそうに並んでいます。
そんなことを感じながらの買い物でわたしもリフレッシュできる、つくづくよい季節です。