今年のひな祭りのお祝いは一日早く、土曜日のお昼に義母を招いて
私が作ったちらし寿しを4人で食べました。
義母が愛知から引っ越してきてくれてもうすぐ一年。
年齢なりの心配はちょこちょこありますが、
以前に比べてずいぶんごはんを食べてくれるようになり、明るい笑顔が増えました。
お天気がよくて庭の白梅も見せられたし、
ちらし寿司も、おいしいおいしいとペロリと平らげてくれました。
3日の日曜日は、前日とは一転、あいにくの雨降りでおまけに寒かったのですが
どうしてもこのイベントはさぼるわけにいかない、恒例の深大寺だるま市へ(→ BLOG)
悪天候につき、せめてバスやお寺が混まないうちに行こう!と相談し
当日は全員朝5時半起床、7時前には出発です。
1年間お世話になったお礼を言いながら目入れをした5つのダルマさんを抱えて
9時前に深大寺に到着。お参りをしたら、12年前から買い続けているおなじみのダルマ屋さんへ。
年に1度、この日しか会わないおかみさんはわたしたちのことをちゃんと覚えてくれていて
「わぁ、今年も来てくれてありがと〜!」と明るく迎えてくれました。
毎年3月3、4日開催のだるま市、来年からはまた平日の開催になってしまうため、
娘が小学生のうちに来れるのは多分今年が最後です。
勉強机の上に置くダルマちゃん用に「学業成就」ステッカーをくれて
「おじょうちゃん、勉強はしっかりやれば身を助けてくれるから、がんばりなね」
といい言葉をかけてくれたおかみさんに感謝。
出店で買い食いをしたりおみやげを買ったりして10時半には深大寺を退散。
新宿へ出て、リノベーションのための下見をいくつかした後、
南口へ回ってレストランでランチ。すっかり満足して店を出てきたら、
大人数の外国人グループから「Do you speak english?」と声をかけられました。
聞くと、大人6人、7歳から3歳までの子どもが7人という大所帯で、
「子どもが疲れてぐずりだしてしまい、どこかに食事をしに入りたいんだけど、
大人数でも入れる店を知らない?」と新宿の真ん中でお困りのご様子。
わたしたちがちょうど出てきたばかりのお店がけっこうな席数で広かったし
子どもが食べられそうなバーガーやサンドイッチもあったので
いい店あるからついてきて、と代表者のおばあさん(でもまだ60代)を
私がお店にご案内しました。途中「大人は日本食が食べたいけど、
子どもたちはあの状態だと難しそうで......」とため息をついており、
小さい子連れの旅で大人たちも疲弊しているのがひしひしと伝わってきました。
お店に交渉すると、店の混雑状況のせいで困った顔をされながらも、
「20分待ってもらえたら席が用意できそう」という話に。
おばあさんと一緒に元の場所まで戻ると、夫と娘が残りのファミリーと交流していて、
なんとオーストラリアのブリスベンからやってきたご家族だという話。
大混雑の日曜の新宿で、ランチ難民となりかけていた3世代13人のオーストラリア人家族は
どうにかランチにありつくことができ、
我々にとても感謝してくれたおじいさんとおばあさんから
「今度オーストラリアに来たら連絡して」と名前と電話番号を書いたメモを渡され(笑)、
さらにそんな場所に偶然、数年も会っていなかった友人夫婦が通りかかってお互いびっくりして、
もう何が何やら、でもなんだか楽しいぞ!というひとときでした。
帰り道、やけに濃かった週末を振り返りながら、
夫が「毎年だるま市の前後は物事が大きく動くんだよ」と言い、
たしかにそうかも!と思わず膝を打ちました。
うん、たしかにそうなのです。というわけで明日からはリノベーション工事がスタート。
我が家の2階のリノベーションドキュメントは、来月からあるウェブサイトで連載予定です。
スタートの際はこちらのブログやinstagramでお知らせしますので、どうぞお楽しみに!