この夏は毎朝シラサギの群れと会っていました。
水が入った田んぼの脇にある沼地に、20羽くらいはいるでしょうか。まだ小さい子サギは好奇心旺盛にエサを探していて、僕が近づくとサーっと親鳥のほうへ。
親鳥たちはジーッと微動だにもせず、虚空を見つめています。首を伸ばし佇む姿に見惚れていると、背を向けていた川で大きな魚が勢いよく飛び跳ねたらしく、静寂な朝に「チャッポーン!」と響き渡り、美しい波紋が幾重にも広がっていきます。
さらに今週はグゥグゥと水面を泳ぐ子ガモや、小石の上でひと休みを楽しむカメ、魚をとらえた鵜が文字通り鵜呑みにする瞬間まで。さらにさらに今朝はキジの茶色いひな4羽(それなりに大きい)が、かかしのいる田んぼのあぜ道をタターッと走り抜けていきました!
僕にとってウォーキングは、もはや朝の聖なる儀式です。夏休みは遠くへ行きませんでしたが、念願の「原田治展」や「高畑勲展」に奥さんや娘と行くことができ(どちらも素晴らしい展示!)、それに朝が楽しいから、みんな元気で言うことナシ。9月も波に乗ってグイグイいくつもりです!