Oct 17,2019

家への思い

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このたびの台風で被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
先週の半ばから、わたし自身じわじわと接近する台風の進路図と予報をにらみながら
今できることは何かを考え、考えうるかぎりの備えをして、
それでもまったく恐怖がやわらぐことはない緊迫の数日間を過ごしました。

わが家は築43年の古い家ですから、風雨によるダメージを少しでも小さくするために
どうしても動かしにくい2個の鉢植えだけを塀に固定するかあらかじめて倒しておき、
それ以外の鉢や細かな園芸グッズなどはすべて玄関と縁側にしまいこみました。
12日は午前中から1階も2階も雨戸を閉め、隙間から雨が入らないようテープを貼ったり
すぐに避難できるようリュックに一時避難セットを詰めたり、
それでも全然落ち着かなくて、ずっとそわそわ動き回っていた気がします。
台風が通過した翌朝、まだ風はあるものの嘘みたいに澄み渡った青空の下で
数時間かけて庭や家のまわりを掃除して、すべての道具を元の位置に戻しました。

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暴風雨からわたしたち家族を守ってくれた家への思いが
いっそう強くなっていくのを感じながら、片付けをしました。
折れずに踏ん張ってくれた庭木たちに「よくがんばったね」と声をかけていくと
苦難をともに乗り越えた同志のような気持ちも芽生えました。
また必ず起こる自然災害に直面したとき、どう行動するのか、日頃からどう備えるのか。
それをひたすら考えながら過ごした2019年秋の台風の日のことを
この先もずっと忘れないと思います。

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Author : Nao Ogawa