来週末は、娘のバレエの発表会。
毎年この日は、終演後に楽屋でクラスのみんなとプレゼント交換をするのが
暗黙のお約束(というかバレエにおける慣習?)になっているのですが、
そうした子どものお稽古事のマナー的なものに疎いわたしは
過去何度もその用意を忘れては、当日「あ"ぁ"ー!!」と青ざめ、
娘には「ママ......今年もやっちゃったね」と睨まれ、
クラスメイトのお友だちに娘が品物をいただくたびに
「ごめんね、今度ちゃんとお返しするからね!」とペコペコ頭を下げるという
なんともトホホな母親であります。
一昨日、ヨガをやりながら「来週の今頃は発表会のリハ中か」と思い浮かび、
その後に「......ということは、例のプレゼント交換だわ!!」と
また青ざめる始末(これってヨガの効果はあるんでしょうか)。でも今年は
このタイミングで思い出せたことに、ほっと胸をなでおろしたのでした。
過去には、手作りでクッキーを焼いたり、シュシュを作って配ったこともあったけど
時間と気持ちに余裕が全くない今、その選択肢はナシ。それに、
そうしたプチギフトがワーッと一斉に飛び交うあのムードと
家に帰ってからも誰ちゃんから何をもらったか、ちゃんと整理ができない状況を考えたら
これってどんな意味があるのかなぁ、とクールに考えてしまう自分もいて。
とはいえ、お友だちやお母さんたちのことはみんな大好きだし、
いろいろ助けてもらっているので、「うちはそういうのやりませんから」って
毅然と断るほどの強い気持ちってわけでもないのですが(日本人ぽい)。
まぁでも、そういうのも来年まで。もう小学校卒業まで、と決めました。
そう決めたら、逆に、小学校卒業までは、これも人生経験の一つとして割り切るのもありかと。
というわけで、昨日の夕方、娘とプチギフトを買いにケーキ屋さんへ行って、
相談しながらクラスメイト分のプレゼントを買ったら、支払いがあっさり5000円を超えて
「あー、もう本当に、来年までで勘弁して」と苦笑いとため息、でした。