「まるで『なつぞら』(昨年上半期のNHKの朝ドラ)のオープニングみたい!」と
先週の土手ラン中に感激して、思わず立ち止まって撮った1枚です。
フリーランス夫婦のわが家にとって、
毎年この時期は世のレジャームードがほとんど他人事でしたが、
今年も暦上はゴールデンウィークに入ったようですね。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
『直しながら住む家』の巻末で
つみき設計施工社の河野夫妻との鼎談でちらっと出た
「人間には適応能力があるので、どんなに目の前の状況に不満があったとしても
それに慣れてしまう。よくも悪くも」......という話が、わたしにはとても印象的でした。
「よくも、悪くも」「適応する」というのが、
今回のコロナ自粛生活においても重要なキーワードだと個人的には思っています。
・行動制限が前提のこの状況に適応しつつも、そのなかでできることを見つけて、
経済や芸術の活動を自分なりに回すこと。
・この状況が一時的なものだとは思わず、長く続くという想定で、
今後の動きを決めること。
そういう腹づもりでいると、"stay home"を基本スタンスとしながらも、
今後この状況からでもやれることって、いろいろあるのかも......と次々と浮かんできて、
最近は、ウグイスの鳴き声によって朝4時半に起きてしまい
そこからは浮かんできたアイデアをベッドのなかで書き留める......という数日が続いています。
子どもの授乳期もそうですが、その先に未来が見えているときは、
寝不足でも元気、なのが不思議。
大事なのは、無責任に楽観することなく、
慎重に警戒したうえで、そこから希望を見つけること。
そんなふうに考えています。