今日は『sketch』の各巻末にはさんだメモページについての解説を。
「スケッチブックのような本」がコンセプトだったので、
「読む」だけでなく「書き込む」というアクションを読み手側に仕掛けるような要素を
本のどこかに加えたいと思っていました。
そこで本編の後ろに４ページずつ、ノート欄をつくることにしたのです。
私自身、罫入りよりも、無地やグリッドやドットなど、
文字を自由に踊らせることができるノートが好きなので、その希望をデザイナーの黒田さんに伝えたら
「小池さんの手描きでドットを描いたらいいかも」と提案してくれました。
その指示を受けた夫が、星や三日月のパターンを数種類描き、
それをまた黒田さんがデザインに落とし込んでくれてメモページの地模様になった、というわけです。
『sketch 1』は水色、『sketch 2」は薄いグリーンのパターンで、
星が規則的に並んでいるかと思いきや、三日月がそっと紛れ込んでいるという繊細さ！
このデザインは私たち全員のお気に入りで、その後、表紙の地模様にも採用という意外な展開に。
星の形もよく見ると一つ一つ微妙に違うんですよ。ぜひ「じーっと」見つめてみてくださいね（笑）。
...さて、そんな『sketch』、お取り扱いいただいているお店の方でも好評の様子。
発売と同時に並べていただいた〈流浪堂〉と〈メリーゴーランド京都〉からは早くも追加注文が！
お近くの方、手に取ってから買いたいという方、それぞれのお店へどうぞ！
→ BLOG 「メリーゴーランド京都」
→ BLOG 「流浪堂×『sketch』！』
そしてもう一軒、この HPではおなじみの名古屋のセレクトショップ〈Niagara House〉でも
『sketch』のお取り扱いがスタートしています。
お店のブログで素敵にご紹介いただきましたので、ぜひご覧ください！
