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Jan 08,2015

遊びと学び

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読者の方から、ブログに書いてほしいというテーマのリクエストがありました。
娘がどうやって字を覚え、書けるようになったか教えてほしい、とのこと。
そのメールを読んで私自身「そういえばどうやって書けるようになったんだけ」と
考え込んでしまいました。自分のことも我が子のことも、
こうして大切なことをどんどん忘れていってしまうものですね......というわけで
ひらがなの読み書きを習得したここ2年間ほどをまじめに振り返ってみようと思います。

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まず思い出したのが、4歳の誕生日に私の両親が「そろそろ文字を覚える頃でしょ」と
この木製の文字遊びカードをプレゼントしてくれたことです。
これでドミノをしながら(→BLOG「ドミノ」)、それぞれの文字の形を覚えました。

読むことができるようになったら次は書く練習ですが、これはそうすんなりといかなくて、
今でも書き順があやしかったり、形が微妙な文字がいくつかあります。
当初ドリルも買いましたが、いかにもお勉強という雰囲気に私も娘もテンションが上がらず、
停滞期がありました。しかしその突破口となったきっかけが2つあったのです。

1つは、保育園のお友だち同士でお手紙交換が流行ったことでした。
こどもながらに競争心が芽生え、毎日お返事を書くことでぐんぐん進歩しました。

もう1つは以前ブログにも書いた絵本づくりです(→ BLOG「共作絵本」)
お友だちにお手紙を書く時に私が横に貼り付いているわけではないので、
その間に書き順を間違えて覚えてしまった文字などをこの絵本づくりの時間に直しました。
この絵本づくりでは、文字だけでなく文章を書く面白さにも出会えたので
今も続けている絵日記の基盤はこの遊びで築けた気がします。

そして今はカタカナと、娘が覚えたいというアルファベットをのんびり学んでいるところ。
この二つは自分からドリルが欲しいと言い出したので、年末に買って名古屋でやっていました。
普段よりちゃんと見てあげられたので、カタカナの方は帰省中にやり終えてしまいました。

保育園のお友だちには、もう漢字が書ける子や字がとてもきれいな子、
算数の勉強を始めている子もいて驚いてしまいますが、
今はまだ焦ってもあまりいいことはない気がして
小学校に上がってからの勉強も、ひらがなと文章を遊びながら学んだように
面白がりながら身についたらいちばんいいんだけどなぁ...と考えているところです。

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Author : Nao Ogawa