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Jun 24,2015

映画『ブラインド・ジョー・デスを探して ~ジョン・フェイヒーの物語』

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先日、大好きなギタリスト ジョン・フェイヒーの刺激的な音楽と数奇な半生を丁寧に追ったドキュメンタリーを観に行きました。次回のスタジオセッションの構想も兼ねて、バンドメンバーである流浪堂の二見さんとダイキも一緒です。

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上映前にジョンと親交の深かったジム・オルークさんによるライブがありました。
見たことのない複雑なコード進行と細かなチューニングを多用しながら、どこかで聴いたことのあるような心地よいサウンドを繰り出す姿に3人で感激。シンプルな単音のフレーズひとつでも、僕らの胸に深く刺さります。


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堪能な日本語でジョン・フェイヒ-のものまねを披露してくれました。写真はちょうど電話で話をしているところ(笑)。ジムさんは、現在日本で活動しながら独自の音楽を追求しています。
BLOG「Old Friend」

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上映終了後は、カナダ人の監督(右)を交えてのトークセッション。通訳の方がうまく訳せず困っていると、堪能なお客さんが手を挙げて僕らにわかりやすく説明をしてくれました。小さな映画館の小さなイベントでしたが、とても和やかで濃密な夜でした。


映画の内容はとても素晴らしく、自分の音楽を追求するために歴史を学び研究を重ね、リスペクトする黒人ミュージシャンに会うためにアメリカ南部を旅する姿にとても共感しました。彼の音楽を聴いていると、まだ行ったことのない遠くの風景が目に浮かびます。広がりのある絵を描くときによく聴いていますし、クリスマスソングで最初にかけるのは、いつもジョン・フェイヒーと決めています。→ BLOG「Christmas Songs 2014」

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Author : Takahiro Koike